◆2009年05月30日(土)22:37
不思議なことがあったんだぜ
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上下とも真っ当ではない運行
「ちょっくら和歌山行って来たんだぜ和歌山」
「おや? 何しに?」
「西の在来線特急から喫煙車が無くなるんでな」
「ああ〜、6月からだっけ?」
「喫煙ルームすら廃止とか……JRってやつはよ……」
「おばはんの喋りを抑止する方が快適な車内になると思うけどね」
「アレを抑止する術はあるのかい?」
「まあ〜、無いかな」
「んで、所用で南下したついでに新大阪から67Mオーシャンアロー17号に」
「貴重な283やねぇ」
「あら、そうなの?」
「18両だっけか? かなりの少数一族」
「381入れ替えるはずやなかったんかいなぁ〜?」
「その予定が初期投入だけで終わった謎の系列です」
「それが何かあったの?」
「まあ、少数なんで6両の基本編成2本と3両で2種の増結編成がそれぞれ1本ずつあるんだが」
「ほう」
「紀勢線の強風とかが原因で基本編成から増結編成の3+3両になってた」
「ああ〜〜」
「でも、古いのに変わったとか両数減ったとかじゃないからまだいいんじゃないの?」
「ちょっと厄介なんだよな」
「そうなの?」
「グリーン車が逆向きとか指定車の定員が違うとか」
「わあ〜」
「あと喫煙禁煙もかな」
「なかなか難儀よねぇ」
「G・自・自煙・指・指・指煙 なのが 指・自・自煙・指煙・指・Gに」
「おおぅ」
「なんかいろいろ混乱してたわ」
「で、帰りもなんかあったの?」
「4566H〜4166Mの『紀州路快速』で帰ったんですよ」
「あら、そのまま帰るとか珍しい」
「まあ、目的は喫煙車だったしね……『紀州路快速』ですよ、重要なので2回言います」
「う……うん……」
「な……なにやらかしたん〜」
「ふぅ〜っと寝落ちてたんだけど、気がついたら長滝で運転停車してた」
「長滝……って……どこ?」
「日根野の一つ手前やねぇ」
「したら、対向列車が走行中に異音がしたとか……そこで抑止ですよ!」
「なぁ〜〜にぃ〜〜っ! やっちまったなぁ〜〜〜!!」
「なんとか運転再開したんだけど、やたら最徐行して関空線とクロスするあたりでまた止まった」
「グダグダよねぇ」
「結局置き石の痕跡が見つかったとかで……」
「傍迷惑なぁ〜! ぷんすかっ!!」
「まあ、その後もあるんですが……」
「おや?」
「通常日根野では紀州路快速が先に入って後ろに関空快速を増結します」
「ですのぉ」
「今回紀州路が遅れたので関空を先に日根野に入れました」
「そんなことして大丈夫なの?」
「4両+4両だから大して問題ないにゃ」
「8〜5号車の6号車に座ってたけど、逆になったから日根野から2号車に変わったw」
「4-1+8-5にする訳にゃいけんしねぇw」
「結局13分遅延のまま大阪駅に着いたけど……」
「着いたけど?」
「種別幕まで『関空快速』になってた!」
「ぶっ!」
「『紀州路快速』だったわよねぇ〜!?」
「だったはずなんですよ! 不思議なこともあったもんだぜ」
「気が早いってか体裁気にしすぎ……」
「そういう風にしか設定できない……ってことはないだろうけどなぁ〜」 | | |